イベント運営 · 幹事 / 司会
イベント当日進行表の遅れ補正と巻き戻し実務
前半が3分延びた瞬間、後半の持ち時間が頭の中で崩れます。Excelの同時編集で行がズレ、誰も終了予定を言えない——当日あるあるです。
進行タイムラインは分単位でコマ所要を変えると後続が連動再計算されます。秒単位のテレプロ/放送タイマーは対象外です(意図的なスコープ)。
この記事でわかること
- ドミノ遅延を数字で見せるための進行表設計
- +5分操作とアンカー(昼食・バスなど固定時刻)
- 修正後をチャットへコピー共有する運用
- 秒単位・同時編集が必要なときの他手段への見極め
何が壊れるか
- 挨拶延長 → ゲスト持ち時間不足。現場で誰も残りを計算できない。
- スプレッドシートの共同編集 → 行挿入で式や時刻列が崩壊。
- 固定枠(昼食・閉館)を無視した後ろ倒しで退場トラブル。
事前に入れておく設計
- コマを「所要分」で持ち、開始終了はツールに任せる。
- 動かせない枠はアンカーにする(食い込みは赤字表示。自動短縮はしない)。
- 目標終了時刻を入れ、over / early を見る。
- バッファコマ(質疑・歓談)を後ろに1つ置き、削れる場所を先に決める。
当日の補正フロー
- 押したコマの所要を +5分(または必要な分)に直す → 後続が一斉再計算。
- アンカー衝突が出たら、手前の歓談・休憩を削って帳尻合わせ。
- プレビューで現在コマの残り・次コマを確認。
- プレーンテキスト / TSV をコピーし、運営チャットへ「新スケジュール」を貼る(サーバ同期ではない)。
このツールで足りないとき
秒単位のキュー出し、外部モニター専用タイマー、音響卓とのフレーム同期が必要なら放送・配信向け専用機材/SaaSへ。SUGUDASU は幹事が1端末で直し、テキストで配る層に振っています。詳細は Excelとの使い分け ・ 幹事チェックリスト も参照。
遅延パターン別の打ち手
| 遅れ方 | まずやる操作 | 削る候補 |
|---|---|---|
| 冒頭5分押し | 該当コマを+5分、後続を再計算 | 導入トーク、歓談を短縮 |
| 中盤15分押し | アンカー衝突を確認し、手前コマを圧縮 | 休憩、質疑、予備枠 |
| 終盤の超過見込み | 目標終了との差分を表示して即共有 | クロージング演出、写真撮影の順序見直し |
よくある質問
秒単位の補正はできますか?
できません。分単位の連動再計算がスコープです。
複数人で同時編集できますか?
コア版は1端末編集が主です。修正結果をコピー共有してください。
進行データはサーバに送られますか?
送りません。編集はブラウザ内です。